阪神ダルク代表 濱津 太一 ご挨拶 

  わたしたちは、多様なアディクション(依存症)に関連する問題を解決するために、わたしたちのできることを一つずつやっていくことで、ひとりでも多くのアディクト(依存者)の回復に寄り添える社会を作っていきたいと考え、「一般社団法人かえでの会 阪神ダルク」を開設することにしました。

 兵庫県は全国の都道府県別人口7位の県でありながら、薬物依存症及びアルコール依存症の回復支援施設はまだまだ不足しており、他県の取り組みに頼っている状況です。阪神地域の人口は、約175万人で、県全体の約31%を占めています。しかしながら、アルコール、薬物、ギャンブル依存症の回復支援の資源は不足しており十分なニーズがあると思われます。

 ここ阪神地域から、日本全国の多くのアディクトや家族の笑顔と出会うために、回復の希望というグッドニュースを伝えていきたいと思います。

 社会と「調和」しながら明るい未来を作る姿、そして苦しい時期から社会復帰の先にある希望へとかけて「美しい変化」を魅せる姿がまるで紅葉のように美しく思い「かえでの会」といたしました。仲間たちと回復に向けて励んだ期間がこれからの人生の「大切な思い出」として刻まれていくことを願っています。この「調和」「美しい変化」「大切な思い出」という楓の花言葉に相応しい居場所作りを目指して行く所存です。

 皆さまの手で阪神ダルクを育てて頂き社会の資源としてお役に立てるよう精進してまいります。

 どうぞ阪神ダルクをお使い下さい。

 今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

一般社団法人かえでの会 代表理事 阪神ダルク 代表 濱津 太一 

 

PAGE TOP